色々と、フリーザ編での戦闘力のインフレは非現実的すぎる!
ということで、桁の間違え説や、最終形態での戦闘力が53万説とかあるみたいですが、私としては「最終形態での戦闘力424万説」を提唱したいと思います。

まず、ベジータの戦闘力から考察しますが、
地球で1万8000、ナメック星到着時に24000とすると、死の淵から這い上がるごとに上昇する倍率は1.34倍となり、これをサイヤ人の戦闘力上昇率とします。
ベジータが変身したザーボンにやられ、回復したときは3万2000となります。

さらにリクームにやられ、回復したとき、本来は4万3000ですが、段階をすっ飛ばして5万8000まで戦闘力が上がり、ベジータは超サイヤ人に近づいているとの自覚を得ます。
5万8000なのでジースを倒すことができました。

さていよいよフリーザです。
フリーザは第一形態では戦闘力53万ですが、第二形態での戦闘力を「100万以上は確実」と言っているので106万とします。
すると第一形態の2倍となり、フリーザは1回変身するごとに戦闘力が2倍になる、と倍率設定できます。
第三形態で212万、最終形態で424万となり、こうして最終形態424万説が出てきます。

ところで、変身型の宇宙人が、形態を変化させるのはなぜか、覚えていますか?
そうです。通常時におけるエネルギーの消耗を抑えるためです。

グラフにしてみました。<図1>

横軸は形態ごとのフリーザの戦闘力、縦軸は戦闘力に応じたエネルギーの消費率です。

パワーを上げれば上げるほど、エネルギーの消耗が大きくなります。なので普段は戦闘力を抑えているのですが、
ちょっとグラフの左端、戦闘力を極限まで下げた場所を見てみましょう。<図2>


実は戦闘力を極限まで下げてもエネルギー消費はゼロになりません。
いわば基礎代謝みたいなものです。

しかし、変身段階を下げることで、フルパワーの戦闘力は下がりますが、パワーを抑えたときのエネルギー消費率は下がるのです。

ですので、普段は変身段階を下げて生活しているのです。
ちなみにエネルギー消費率の数字は、この説の理論を説明するための仮の値です。実際の数値はわかりません。

さて、ベジータたちに願いを邪魔され、怒ったフリーザは戦闘力を高め、6万となりました。<図3>


フルパワー5万8000のベジータに対して、フリーザは6万/53万=約1/9の力しか出していないわけです。このときのエネルギー消費率は7.5%です。
ベジータはフルパワーなので息が切れていますが、フリーザは大してエネルギーを消費していないのです。

そのままでも、もっとパワーを上げれば簡単に倒せたのですが、
こんなザコどものためにエネルギーを消耗するのを嫌ったフリーザ様は、変身という道を選択します。<図4>


第二形態に変身することによって、エネルギー消費率が7.5%のままで、
戦闘力を9万5000まで上げることができました。

この状態でベジータたちに勝ち目はなく、軽々と遊ばれてしまいます。
ところがネイルと同化したピッコロが到着しました。
ピッコロは最大約22万と想定しましょう。ピッコロがフリーザを圧倒し、徐々にフリーザも戦闘力を上げていきます。
しかしその代償として、エネルギー消費率が13%まで上がってしまったのです。<図5>


そこで第3形態になることで、エネルギー消費率を11%まで低下させると同時に、戦闘力を29万まで上げることに成功しました。<図6>


この状態ではピッコロは手も足も出ません。

更に、フリーザは最終形態となります。<図7>


一気に戦闘力が40万まで上がりました。

ベジータはクリリンの一撃で瀕死となり、デンデにより復活することで再び段階をすっ飛ばして戦闘力が10万4000まで上がりました。
フリーザの光線がたまたま見えたようですが、戦闘力差は約4倍。
あっさりフリーザにやられます。

ここで悟空が登場。

悟空がナメック星に到着したときの戦闘力を9万とすると
悟空がギニューに見せた戦闘力のときには、界王拳2倍で18万。
その後、メディカルマシーンで回復したときには、9万×1.34=12.1万となります。
対フリーザで10倍界王拳を使ったときは戦闘力約121万です。
この時点でフリーザも同等までパワーを出しており、
そのエネルギー消費率は18%です。<図8>


これ以上は変身できないので、エネルギー消費を下げられないのですが、ここまで来たら戦闘を楽しんでいるようです。
そして、フリーザは悟空がまだかなりの力を残していると計算しており、
それが200万まで上がったとしても、
マックスパワーの半分も出せば、悟空を宇宙のチリにできると想定していました。
実際に20倍界王拳でかめはめ波を使ったときは、悟空の戦闘力は241万まで上がりましたが、フリーザに片手で受け止められてしまいました。
・・・
ということで、フリーザ最終形態の戦闘力は424万が妥当だと思います。



(余談)
上記の悟空の戦闘力は、単純に界王拳の倍数=戦闘力の倍数、というように計算しましたが、
別の可能性でも考えてみたいと思います。

ところで皆さんは、『ポラックの法則』というものをご存知でしょうか。
これは、サーバーやスーパーコンピューターの世界での話なのですが、
一般にコンピューターの性能を上げる際、中のプロセッサー(CPU)の数を増やすことで、性能を上げることができます。
ところが、プロセッサーの数を2倍にしても、実際の性能は2倍よりも少なくなるのです。
これはプロセッサーの数を増やせば増やすほど、効率が落ちて、性能が上がりにくくなるためです。

界王拳も、無理やり気を上げて戦闘力を高めているので、体には相当な負担がかかっていると想像されます。
ですので、界王拳の倍数を上げれば上げるほど、実際の倍率は上がりづらくなると考えられます。

これを表にしたものが下記です。右側は悟空の戦闘力です。



実際の倍率の計算式は、(界王拳の倍率)^(21/25)です。
界王拳10倍では実際の倍率は約7倍、20倍では実に12.4倍と、
倍数が上がるほどに、実際の倍率は上がりにくくなっています。

これをもとに、悟空がナメック星に到着したときの戦闘力を10万とすると
悟空がギニューに見せた戦闘力のときには、界王拳2倍を使用していたことになり、つじつまが合います。

悟空がメディカルマシーンで回復したときには、10万×1.34=13万4千となります。

対フリーザで10倍界王拳を使ったときは戦闘力93万です。
フリーザが半分のパワーも出せば悟空を倒すことができたでしょう。
20倍界王拳でかめはめ波を使ったときは、166万だったことがわかりマックスパワー50%のフリーザなら片手で受け止められるでしょう。


ちなみに、サイヤ人が死から復活したときにどれくらい戦闘力が上がるかという話ですが、
下の表のように、ベジータの数値から、1.34倍のパターンのほかに、戦闘力万単位に1.5乗するパターンも考えてみました。



はっきりと数値がわかるのは、地球のときとキュイ戦のときですので、
それを基準にすると、この2パターンかなぁという感じがします。
ジースのときとデンデ後のときそれぞれで、1.34倍で2段階上がったと考えるより、1.5乗のほうが素直な気がしますが、いかがでしょう?
2パターンの中間くらいですかね?

これらのことから、巷で言われるような極端なインフレ(1億超え!?)を考えなくても、ある程度、現実的な戦闘力値を想定することができます。